運用方針
私は2018年11月からループイフダンを運用しており、今月で7ヶ月になりました。
私が運用している通貨ペアは、
B40(AUD/JPY), B40(CAD/JPY), B20(AUD/NZD), S80(EUR/JPY)の4種類です。
運用方針と設定の詳細については、下記記事をご参照ください。
運用結果と今後の対応
運用結果のまとめ
下のグラフは、これまでの運用結果をまとめたものです。
決済益に関しては、今月も10,000円以上出ていますが、それ以上に含み損が大きくなりました。
これは、主に豪ドルが下落したことが要因です。
含み損の額は、図の灰色の棒グラフで評価損益額として表示しています。
また、図の黒線は決済益の累計から含み損を引いた額で、実質損益として表示しています。
含み損を全て決済した場合に手元に残るのが、この実質損益です。
先月までは実質損益がプラスでしたが、今月になり含み損が決済益を上回ったので、実質損益はマイナスとなってしまいました。
今回は、豪ドルの運用について、少し掘り下げてみます。
豪ドルの運用について
現状
特に豪ドルに関しては、昨年の11月に84円付近で取得した買いポジションがまだある状態なので、豪ドルだけで含み損の8割を占めています。
さらに、今後豪ドルの金利は下がる方向にあるので、これからも豪ドルは値下がり続ける可能性が大きいです。
今から豪ドルでループイフダンを始めるのはおススメしません。
今後の方針
豪ドルはなかなか価格が上昇しなさそうなので、どこかで区切りをつけて損切りするか、あるいは耐え続けるか考えなければなりません。
後者の場合、常に大きな含み損を抱えた状態での運用になるので、精神的にキツイものがあります。
スワップは幸いプラスですが、それでも含み損を上回ることは無いでしょう。
損切りする場合は、年末がベターだと考えています。
FXでは、決済益が年間20万円を超えてしまうと、確定申告して納税する必要が生じます。
私の場合、決済益が現時点で8万円程度になっており、また今後も通貨ペアを増やしていく予定なので、年間の決済益は20万円を超えてしまう可能性があります。
なので、含み損を決済することによって、年間の決済益を20万円以下に調整することができれば、含み損の処理と税金対策を同時にできます。
その他の通貨ペアついて
CAD/JPY、AUD/NZDは比較的安定しており、含み損も少ない状態です。
今から運用を始めたとしても、コンスタントに決済益を積み上げてくれると思います。
EUR/JPYが最も優秀で、3ヶ月くらいの運用で決済益は16,000円程度、ポジションも1つのみの保有なので、抜群に安定しています。
さらにスワップはプラスになっているし、EU離脱問題でユーロの価格が下落しても、売りでポジションを持っているので決済益を得ることができます。
今から運用を始めるなら、EUR/JPYの売りループイフダンは、かなりおススメです。
基本的に、ループイフダンや他のFX自動売買で運用する際は、通貨ペア分散、買いと売りの分散でリスクヘッジしておくのが良いです。
EUR/JPYは売りループイフダンをしかけておけば、円高時に威力を発揮するだけでなく、スワップポイントも得られるのでお得です。
私は現状、CAD/JPY、AUD/JPYが買いループイフダンで運用、EUR/JPYが売りループイフダンで運用しているので、買いループイフダンの割合が大きいです。
そのため、円高時にリスクがある状態となっています。
今後は円絡みの通貨ペアについて、売りループイフダンを追加する予定です。
恐らく次のボーナス(2019年8月)になると思います。
まとめ
・今月は決済益が10,000円以上出たが、豪ドルの下落により含み損が増加した。
・豪ドルの含み損は年末に損切りし、年間の決済益を抑える。
・今から運用を始めるなら、EUR/JPYの売りがおススメ。
・今後のリスクヘッジとして、運用する通貨ペアを売りループイフダンで追加予定。
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