社会人なら誰でも、絶対にミスができない場面に遭遇します。
重要な会議のプレゼンや、納期が迫っている仕事は、とても不安になりますよね。
そんなとき、皆さんならどうやって気を落ち着かせていますか?
今回は、絶対にミスが許されない不安な状況でも、落ち着くことができるようになる秘訣を紹介します。
不安な感情をコントロールする方法
声を出す・身体を動かす
不安になったときに、声を出すことの効果は絶大です。
ものづくりの現場では、操作を間違えると人が死ぬような場面があります。
例えば、回転している機械をメンテナンスするときは、人が巻き込まれないように、一旦電源を切ってから作業をするのですが、そのようなときは、「電源OFF良し!」と言いながら電源ボタンを指差して、電源がOFFになっていることを確認します。
これは指差呼称(しさこしょう)と言って、声と指の動きを使うことによって、口、耳、手、そして脳を使って確認することができるので、ミスを防ぐことができます。
ミスしたら人が死んでしまうような作業でも、声を出すことによって(身体も同時に)、不安にならずに作業することができるのです。
人目を気にしない
基本的に、人間は自分以外のことにあまり興味がないです。
プレゼンを聞いている人は、話の内容には注目しますが、その話し手が緊張しているかどうかなんてどうでも良いです。
仮にプレゼンで噛んでしまったり、途中詰まってしまったりしても、話し手が考えている以上に聞き手はなんとも思っていないです。
逆に、プレゼンで噛んだことのない人なんていません。アナウンサーでも噛みますからね。
そう考えると、緊張もほぐれてくると思います。
事前に何度も練習する
言うまでもないことかもしれませんが、プレゼン前はしっかり練習しましょう。
できれば原稿を作ったほうが良いです。
プレゼンが上手い人ほど原稿をしっかり作っています。
練習すればするほど上達して自信に繋がるし、原稿を作っておけば、いざという時にカンニングできるので、安心してプレゼンに臨めると思います。
依存先を増やす
精神の安定には、依存先の多さが必要です。
もし仕事一筋に生きている人なら、仕事で失敗したときに立ち直るのは、なかなか難しいでしょう。
しかし、仕事で上手くいかないことがあっても、何でも話せる友人・家族がいたりすると、励まして貰うことができるし、趣味があるとリフレッシュすることができます。
また、副業でお金を得ていると、本業の仕事が失敗したときのお金の心配も少なくなります。
お金の心配が大きい人は投資を始めても良いし、スキル不足を心配している人は習い事を始めても良いでしょう。
スキルが上がれば、それを頼りに転職を考えることもできます。
このように、様々なところに依存先を分散させることによって、1つの依存先に執着せずに済むことができます。
仮に1つの依存先がダメになっても、他の物があるので、余裕が生まれます。
その余裕が、精神の安定に繋がります。
なので、不安を取り除き精神を安定させたいなら、依存先を増やしましょう。
スミマセンで済まない問題はほとんどない
これは極論ですが、「もし失敗してしまっても、謝ればいい!」というスタンスで仕事ができるようになると、不安は一気に解消されます。
ぶっちゃけ、人を怪我させたりしなければ、たいていのことは謝れば済む話です。
私も社会人になりたての頃は、失敗することに臆病になって、仕事がなかなか進みませんでした。
そんなとき、仕事で不安になっていることを上司に相談すると、「すみませんで済まない問題はない」というアドバイスをくれました。
それからは、「もうどうにでもなれ!」と半ば投げやりになることによって、仕事に臆病になることはなくなりました。
この境地に達すると、自分の仕事は半分他人事のように感じてくるので、客観的に仕事を捉えることができるようにもなります。
なので、多少不安なことがあっても、失敗を恐れずにどんどん仕事をこなしていけば良いと思います。
最後に
不安な感情をコントロールする方法を5つ紹介しました。
誰しも不安になることはありますが、心がけ次第で払拭することができます。
落ち着いて仕事に取り組めるように、今回紹介したことを日頃から意識するようにしましょう!
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