FX初心者はループイフダンでの運用がおすすめです。
昨年、私は学生の頃から抱いていた、「経済を回す」というドリームの実現のため、為替取引(FX)に挑戦することにしました。
しかしながら、自分にはチャートの見方とか、FXの知識が全くありません。
正直言って、FXは大きく儲けることができる可能性がある一方で、大損してしまう可能性もあり怖いです。
まずは、色々と調べてみることにしました。
調べた結果、「不労所得でセミリタイヤを目指す30代のブログ」というもの凄いブログを見つけました。
ブログを読んでいく中で、初めに設定さえしておけば、自動で売買できるシステムを各証券会社が出していることを知りました。
自動売買にも色々と種類がありますが、中でも一番初心者向けとされるのは「ループイフダン」で、アイネット証券のサービスです。
→アイネット証券HP(https://inet-sec.co.jp/systrd/system/loop/)
なぜループイフダンが初心者向けかというと、設定が簡単だからです。
あらかじめ用意されている設定から、予算に合わせて選ぶだけです。
他のサービスで自分好みに設定を組むのももちろん良いのですが、私の場合は特にこだわりもなく、勉強も兼ねて始めてみたかったので、ループイフダンでFXを始めることにしました。
この記事では、私の運用方針と設定について紹介します。
ループイフダンで運用してみたい方は、下記リンクから口座開設できます。
なお、設定だけ知りたい方は最後のまとめ部分を読んで頂ければ幸いです。
運用設定
豪ドル/円運用開始(2018.11.13)
初めに運用する通貨に関しては、自分が無知ということもありますが、かなり悩みました。
自動売買では、買ったり売ったりを繰り返すので、出来る限り安定した範囲内で値動きをする通貨ペアに絞ることにしました。
初めに目を付けたのが、豪ドル/円です。
下のチャートは、AUD/JPY(豪ドル/円)の2010年以降のチャートです。
このチャートを見ると、値幅は74~101円になります。
また、価格は2018.11.3時点で82円です。
ここで、ループイフダンを含め自動売買をする上で重要なのが、「ハーフ・ハーフ」の考え方です。
値幅を下半分と上半分に分けて、下半分は「買い」、上半分は「売り」とすることによって、必要証拠金(運用開始するのに最低必要な資金)を少なくするのです。
そもそもループイフダンは「買い」、「売り」のどちらか一方を選んで運用を開始するので、とても有用な考え方だと思います(これも上記のセミリタイヤブログで教わりました)。
このハーフ・ハーフの考え方でいけば、豪ドル/円は、
74~84円→買いループイフダン
84~101円→売りループイフダン
となります。
2018.11.13時点で豪ドル円は82円なので、10円の値幅を想定して運用を開始することにします。
図:アイネット証券HPより
変動額を10円で設定する場合、40銭間隔で買い注文すると、228,800円の資金が必要になります。
まずは30万円を口座に入金し、このシステムを稼働させることにしました。
こちらが実際の画面です。B40というのは、B(買い)を40(銭間隔)で稼働させるという意味です。売りの場合はS(売り)になります。
また、損切り設定は念のため「有り」としました。
損切り有りにしておくと、仮に10円以上価格が下がった場合、自動的に決済してくれます。
※この設定の場合、1,000通貨単位で運用するので、買いポジションが1つ損切りされると、10円×1,000通貨=10,000円の損失となります。
2019.7時点で、豪ドルは75円になっています。
含み損は8万円くらいになっているので少しピンチです。
初めは損切り有りの設定にしていましたが、資金を追加して含み損を耐える方向にシフトしたので、現在は損切りなしの設定にしています。
カナダドル/円, AUD/NZD運用開始(2018.12.13)
AUD/JPYの運用で、ループイフダンがどういうものか少し分かってきたので、他の通貨も運用してみることにしてみました。
過去10年間のチャートを見ると、かなり安定した推移となっていることが分かります。
また、チャートを分割すると、
単位/JPY | 低 | 高 | 幅 |
売り | 87 | 103 | 16 |
買い | 73 | 87 | 14 |
2018.12現在の価格:85円
ハーフ・ハーフの考え方では、「買い」ループイフダンになりますね。
また、為替では「スワップ」というものがあり、通貨ペアの金利差によって、ポジションを持っているだけでお金をもらえたり(あるいは支払ったり)します。
カナダドルを円で買う場合、10,000通貨あたり1日40円の金利を受け取ることができます。
ポジション1つあたり1,000通貨で取引すると、ポジションを持っているだけで1日4円ずつ得られることになります。
少しお得な気持ちになりますね!
余談ですが、、、豪ドル円を運用開始する時点で私はこのスワップの存在を知りませんでした(笑)
豪ドル円は「買い」でスタートしたので結果オーライになりました。
変動額を10円で設定する場合、40銭間隔で買い注文すると、231,400円の資金が必要になります。
今回は予算の都合上、B40で運用することにしました。
この設定値幅は小さいほど、ポジションをもつ間隔が狭いため、決済回数も増えますが、その分レート変動のリスクは高くなります。
逆に、設定値幅が広すぎると、いつまで経っても決済されないという事態になります。
過去の値動きと自分の資金を照らし合わせて、最適な設定を考えていくことが重要ですね!
・オーストラリアドル/ニュージーランドドル(AUD/NZD)チャート:過去5年
AUD/NZDのチャートを見てみると、かなり安定した通貨であることが分かります。
ハーフ・ハーフの考え方でいくと、「買い」ループイフダンになります。
単位/NZD | 低 | 高 | 幅 |
売り | 1.07 | 1.13 | 0.06 |
買い | 1.02 | 1.07 | 0.05 |
ここで、アイネット証券HPにある、設定値幅の表を見てみます。
「pips」って何!?と私はなりました。
どうやらpipsとは、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
対JPY → 1pips = 0.01円 (=1銭)
対USD → 1pips = 0.0001ドル
対GBP → 1pips = 0.0001ポンド
対AUD → 1pips = 0.0001豪ドル
対NZD → 1pips = 0.0001NZドル
対CHF → 1pips = 0.0001スイスフラン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
となるようです。
つまり、幅0.05ということは、500pipsですね!
目安資金から考えて、設定値幅は20pipsでいくことにしました。
ユーロ(EUR)/円(JPY)運用開始(2019.1.22)
これまでAUD/JPY、CAD/JPYと円絡みの通貨ペアでは「買い」ループイフダンを設定してきました。
リスクを考えたときに、「買い」のループイフダンばかり稼働させていると、円高になったときにポジションを一気に持ってしまい、含み損が増えていくことになります。
そこで、クロス円の通貨ペアで、「売り」ループイフダンを稼働させることにより、円高リスクを回避することを考えました。
・過去10年のEUR/JPYのチャート
過去10年のチャートを見てみると、安定的な推移を示しており、現在は真ん中の線よりも上なので「売り」ループイフダンの範囲になっています。
単位/JPY | 低 | 高 | 幅 |
売り | 121 | 145 | 24 |
買い | 98 | 121 | 23 |
また、値動きの範囲は20円ほどであることが分かりました。
値幅表を見てみると、幅が20円の場合、最低でも270,000円ほど資金が必要であると分かります。
また、スワップも少ないながらプラスです。
資金の余力を考慮して、100銭間隔でループイフダンを仕掛けることにしました。S100(EUR/JPY)
●2019.3追記
決済益が溜まってきたため、S100→S80に変更。
NZD/USD, NZD/JPYの運用開始(2019.07.11)
これまでにAUD/NZDの買いループイフダンを運用してきたので、それにリスクヘッジをかけることを考えて、NZD/USD(買い)を運用開始しました。
NZDが高騰しても、下落しても利益に結びつきます。
また、AUD/JPYとCAD/JPYは買いループイフダンを運用しているので、円高時にリスクとなります。
既にEUR/JPYは売りで運用しているので、さらにリスクヘッジとしてNZD/JPYを売りで運用開始しました。
それぞれ値幅は40銭間隔です。
買いと売りでリスクヘッジをかける場合の詳しい考え方については、別記事にまとめましたのでご参照いただければ幸いです。
まとめ
・1番初心者向けのループイフダンで運用することに決定。
・2018.11 豪ドル円運用開始
ループイフダンB40(AUD/JPY)
・2018.12 CAD/JPY, AUD/NZD運用開始
ループイフダンB40(CAD/JPY), B20(AUD/NZD)
・2019.3 EUR/JPYを運用開始
ループイフダンS80(EUR/JPY)
・2019.8 NZD/USD、NZD/JPYを運用開始
ループイフダンB40(NZD/USD), S40(NZD/JPY)
今後、設定の追加、変更した場合はこちらのページに追記します。
ループイフダンを始めたい方は、こちらのリンクから口座開設できます。
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